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異質性から個性へ

 
2009/12/29(Tue) Category : カウンセリング

私がお会いしてきたクライアントの方々は、「どこか自分は他人と違う」「他人といっしょにいると違和感がある」「自分は、普通ではない」といった、自分の異質性を悩んでいるケースがよくあります。このような異質性を悩むクライアントは、不登校であったり、対人恐怖であったりしますが、共通している点は、自分が異質であるということに深い罪悪感を感じていることです。私の師匠の一人であるパトリシア・ベリー博士は、ずばり、「罪悪感は、役に立たない。」と言っています。私も同感です。カウンセラーがまず、クライアントに対して、行うべきことは、この罪悪感を和らげることです。つまり、「あなたは、あなた自身のままでいいんだよ。」というメッセージを、言語的、非言語的に、クライアントに伝えることです。そして、クライアントの最初の理解者になることです。逆説的ですが、異質性は、可能性です。たとえば、すぐれた芸術家の多くは、内なる異質性を作品へと昇華することで、それを個性とすることができます。そういった芸術家には、真の理解者がそばにいます。たとえば、ゴッホに、弟テオという理解者がいました。また、芸術家ではありませんが、フロイトには、親友フリースという理解者がいました。クライアントは、かならずしも芸術家ではありませんが、すぐれた芸術家が持っている内なる異質性を、共有していると思います。クライアントが否定的なもの、ネガティヴなものと考えている異質性こそが、肯定的なもの、ポジティヴなものになる可能性の源です。カウンセリングは、ある意味で、錬金術です。邪魔でやっかいな石を、光輝く金に変えてゆくのです。異質性を、個性へと磨いてゆく共同作業を、クライアントとともに、行うのです。カウンセリングは、なにもクライアントを「ふつうの人」にすることではありません。これは、河合隼雄先生が繰り返し、おっしゃっていたことです。クライアントの悩みや症状は、個性化への原石です。

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