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良寛さんについて

 
2013/05/23(Thu) Category : コラム
ふと、良寛さんの世界にふれたくなって、吉野秀雄「良寛」を読みました。良寛さんはやっぱりよい、というか、すごい。良寛さんの世界にふれていると、こころが洗われる心地がいたします。良寛さんは、庵居から里へ托鉢に出た折によく子どもたちと一体となって遊んでいますが、老境にあった良寛さんが托鉢に出る際には、毬(まり)とおはじきを忘れぬよう備忘録に記しておいて、持って出たようです。日本におけるプレイセラピストの出発点は、良寛さんであり、良寛さんは、天才プレイセラピストであったと思います。今回、吉野秀雄さんの注釈・解説のもとに、良寛さんの和歌をひととおり、きちんと読みましたが、吉野さんの注釈・解説がないとついてゆけないほど、万葉集をはじめとするさまざまな古典和歌のよいところをじぶんのものとし、自由自在に、じぶんの心情・心境をかたることばとして、たとえば枕詞や古典のフレーズをふまえたことばをさらっともちいており、おそるべき博学、文人であることに、すごいと感動するとともに、江戸時代に現在の新潟県で生活していた良寛さんのじぶんの日常生活を、自由奔放・率直・純粋に、花や木や水や月や酒や友や糞(くそ)までも、自然にうたう詩人であることに感銘いたしました。良寛さんは、日本が生んだ最高の詩人の一人だと思います。良寛さんの歌で、私がいちばん好きなのは、やっぱり昔から好きなこの歌、

あわ雪の中に顕ちたる三千大千世界またその中に沫雪ぞ降る

になります。この歌は、日本人の自然観および仏教思想から生まれた文学の最高作品のひとつであると思います。

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