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パワーあるいは権力について

 
2014/07/31(Thu) Category : コラム
私は、高校教師であった両親にさんざん、今から思えば、親あるいは大人に都合のよい「正論」としての説教を徹底的にされて、それに一応、従順に従って幼少時代を過ごしましたから、それがパワーあるいは権力であるならば、それ自体の内容が正論であろうが良かろうが悪かろうが、基本は、パワーあるいは権力が嫌いです。今、現在の日本社会を取り上げれば、会社やさまざまな組織で、ニュースに報道されないレベルでは、パワー・ハラスメントだらけであると思われます。世界レベルで言えば、いまだに、白人至上主義はあると思われます。きのう、岡野憲一郎さんのブログを読んでいて、私の母校の研究室の教授になっておられるので、本来、「先生」とお呼びすべきところですが、別に師弟関係はないので、また、私は大昔から親近感をもった先輩方を「~さん」と呼ぶクセがあるので、そして岡野憲一郎さんのブログを読んでいて、この方は、今、現在の日本の精神分析の世界では、いちばん私の感覚に近い、思ったので、とりあえず、岡野さんと呼ばせてください(一応、岡野先生のご講演は、二度ほど、聴かせていただいております)。岡野さんのブログからの引用です。「いわゆる作業同盟や治療同盟は、その基底に『対等さ』があるはずであり、その成立の基本にあるのは、治療者が自分を(患者と同様に)不完全であると認識するということである。ハリー・スタック・サリバンは言ったではないか。We are much more simply human than otherewise(翻訳はすごーく難しい)と。」私は、クライアントの方々から学び、教わり、育てられてきた実感がしっかりと確かにありますので、心理臨床あるいはカウンセリングでの一対一の人間関係は、出来るだけ、イコール(対等あるいは平等)にすることをめざしています。古き良き日本文化の、年長者を敬うとか、謙譲の美徳をふまえたうえで。ちなみに、この記事のテーマについて、書いていると、このテーマを、もっともラディカルにつきつめた、若い頃の私が大好きだった、そして、また、フロイトにものすごく近く、英訳でフロイトとの往復書簡本が出ている精神分析家のフェレンツィを思い出しました。フェレンツィは、じぶんの患者の分析をするのではなく、患者に、患者がよくなるために、精神分析家であるじぶん(つまりフェレンツィ)を分析させるという、ものすごくラディカルなことをされました。フェレンツィのこの境地には、今、現在の私は近づきませんが(笑)、しかしながら、フェレンツィは、このテーマのみならず、精神分析や心理臨床やカウンセリングの仕事をしている人々は、一度は読んでおかれるとよいと思います。フェレンツィは、日本で言えば、鶴見俊輔先生の考え方に近いです。鶴見俊輔先生は、教師が生徒に教えるよりも、生徒が教師に教えてこそ、あるいは親が子に教えるよりも、子が親に教えてこそ、ほんとうの意味での教育であると考えておられる節があります。

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