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悩むということ

 
2014/07/04(Fri) Category : コラム
前の記事、「忘れるということ」を書いて、その逆であり、反対である、悩むということの価値について、なんだか書きたくなりました。森田療法に精神交互作用という概念があるのですが、森田療法の精神交互作用という概念はとてもよい概念で、そこからヒントを得て、思いついたアイデアですが、人は「ひとつの悩み」に悩めば悩むほど、それにどつぼにはまって、どんどんしんどくなることがありうる、そんなときにどうすればよいかというと、べつのなにかに集中するように意識をもっていって、実際に集中できれば、その「ひとつの悩み」は忘れることができて、ちょっとばかり、楽になれます。べつのなにかに集中することが難しい人には、「必殺技」があります。その「必殺技」とは、「べつのあたらしい悩み」に集中して、それを悩むことです。「べつのあたらしい悩み」を真剣に悩み、考えていると、古い、以前の悩みは、たいていの場合、忘れます。これが、忘れることの「必殺技」です。人間は、生きているかぎり、完全に完璧に、悩みがなくなるということは、その人に知性があるかぎり、あり得ません。たとえて言えば、仏教におけるいわゆる「悟り」をひらいたからといってその後、その人がいっさい悩むことがない、ということは、あり得ません。その人に知性があるかぎり、悩み、考え続ける。それが、その人の成長です。「悩み方」がかわる、あるいはなにを悩むかがかわる、そんなことが、成長でしょう。河合隼雄先生がおっしゃるように、心理臨床あるいはカウンセリングで取り組む、人間のこころは、二律背反であり、忘れるということも大事、しかし同時に、悩むということも大事です。

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