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日々随想(98)

 
2015/05/28(Thu) Category : コラム
先日、あるクライアントの方ととてもよい哲学的な対話をしました。なんらかのさまざまな形而下的な依存(アディクション)には、形而上的ななにかを探し求めているところがある、といった話です。ユング派分析家のジェイムズ・ヒルマンがつかった意味でのspiritとは、その個人が形而上的ななにかを探し求めてゆく原動力です。なので、その個人のspiritは大切にしてほしいし、大切にしなければならない。なんらかのさまざまな形而下的な依存(アディクション)には、その個人のspiritの悩みというかうごめきあるいは胎動がその本質にあることが多いので、カウンセリングにおいては、その個人のspiritにはたらきかけて、どちらかと言えば、この世における形而上学的方向性に導きつつも、形而下的な依存(アディクション)も最低限、最小限は許容しつつ、それはまあ、ダンテの「神曲」みたいなイメージでもあるかなあ、そして地獄巡りがおわったら、ヒルマンのメタファーでは、spiritがsoulにつかえる(serve)ことができるようになること、もう一歩すすんで言えば、spiritがanima mundi(意訳すれば、世界の魂あるいは地球の魂)につかえる(serve)ことができるようになることが理想です。えらい抽象論になりまして恐縮です(笑)。まあ、卑近な私のたとえ話で言えば、これは一応たとえ話になるかなあ、きのう、赤ワイン(基本的に私は赤ワインしか飲みません)を飲みながら、そしてロストロポーヴィチを聴きながら、一気に「孫子」を読了してまだ余力があったので「論語」を再読いたしました。いずれも岩波文庫に入っています。「孫子」は、はじめて読むので、まず平田昌司「『孫子』-解答のない兵法」岩波書店を読んでから岩波文庫版で読みました。私が京大でいちばん学んだことは、本の読みかたになるかもしれません。本さえ自由自在に読めればじぶんで勉強できます。また、クラシック音楽は、ボストン留学時代に学んだアディクションです。まあ、今、現在の私の勉強好きは、多少なりとも形而上的方向性をもったアディクションです。赤ワインもボストン留学時代に学んだアディクションだわなあ。一応、最近では赤ワインもできるだけ、オーガニックを飲んでいますので、一応、形而上学的方向性のあるアディクションということにいたしましょう(笑)。けれども、このようなすべての私のアディクションは、むしろ日々のカウンセリングあるいはセラピーの仕事のエネルギー源あるいは滋養あるいは養分になっています。アディクションのテーマでいちばん大切なことは、アディクションがその個人の仕事に悪影響をあたえないかどうかということです。その個人の仕事に悪影響をあたえるアディクションは、コントロールすることです。

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