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日々随想(213)

 
2015/11/30(Mon) Category : コラム
NHK BSプレミアム「新日本風土記」で日本犬の特集をしていました。縄文時代の遺跡から、丁重に埋葬されている犬の骨が出土しているようです。つまり、それぐらい、犬と人間の付き合いは長く、深いということです。日本犬の柴犬、四国犬、紀州犬、甲斐犬、秋田犬、北海道犬の6種は、天然記念物に指定されているようです。俺は、個人的に、柴犬が好きです。子どもの頃、うちの実家の近所に、柴犬がいて、俺はその犬が好きでした。また、俺の親友の車による旅案内で、徳島の山奥の部落まで行ったとき、道で犬の皮を剥いで、解体している人たちに出くわしましたが、私の記憶が確かであれば、俺が愛する作家の中上健次さんが紀州を取材したルポルタージュに犬を解体する文化のある部落があったと思います。一応、言っておきますが、俺には、部落差別なるものをする心性は、まったくもってないです。どこに住んでいようと、よい人はよい人ですし、悪人は悪人です。地球上の何人であろうと、よい人はよい人ですし、悪人は悪人です。さて、仕事の話ですが、俺は、たとえば、「うつ」で考えると、「うつ」の人々を、十把一絡げにして普遍的なる「うつ」の人々として議論することは、精緻さが欠けた議論になると思っています。「うつ」の人々には、いろんな、多様な、ひとりひとり個性のある人々がおられます。たとえば、「不登校」で考えてみたとしても、「不登校」の子どもたちは、まったくもって一様ではなく、多様性があり、個性があります。だから俺は、十把一絡げ的なレッテル貼りあるいはラベリングは、精密ではなく、精緻ではないと考えています。「うつ」である人々がいかに多様であることかを俺は知っていますので、たとえば、仮に、山田太郎さんという方に、カウンセリング・セッションでお会いするときには、かけがえのない唯一無二のその山田太郎さんに、お会いするという感覚で出会っています。だから、俺は、精神病理学的、精神医学的、臨床心理学的な見立てをすることが出来ますので、仮に山田太郎さんならば、山田太郎さんに、その見立てをお伝えすることもありますが、最終的には、「この山田太郎という方の現象」として、俺は理解しています。仮にその山田太郎さんが、一応、病いあるいは病気とちょっとばかり思いたいのであれば、「山田太郎という病い」あるいは「山田太郎病」ということになります。この議論は、河合隼雄先生、中井久夫先生が示唆しているところです。いやー、まじめな議論をすると、疲れます(笑)。今週は余暇に、夏目漱石の俳句、宮澤賢治の俳句、谷川俊太郎さんの詩を読みます。

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