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日々随想(376)

 
2016/06/30(Thu) Category : コラム
きのうから、退行について考えています。アリスの「遠くで汽笛を聞きながら」に、「何もいいことがなかったこの街で」というフレーズがありますが、仮に万が一、生まれてこの方、「何もいいことがなかった」人が存在するとするならば、おそらく、その人は、退行することがきわめて難しいであろうと思われます。けれども、生まれてこの方、いいことがまったく皆無である人は、おそらく、存在しないのではないかと思われます。一般に、クライエントの方々は、いいことが少なかった方々であることが多いですが、それでも、よい思い出が語られることがしばしばあります。一般論として、良質で深い退行が出来たならば、人間は癒されると思われます。良質で深い退行は、たとえ話で言えば、赤ちゃんがよろこびにみちあふれているような感覚ぐらいのイメージでしょう。良質で深い退行は、良質で深い対象関係においてのみ、出来るであろうと思われます。臨床心理士の若い友人と議論したところ、良質で深い対象関係は、人間関係以外では、ペットぐらいまでが限界なのではないかという意見も出ました。セラピーにおいては、セラピスト―クライエント関係それ自体が良質で深い対象関係になることができること、セラピスト―クライエント関係がホームベースになり、後方支援的にクライエントの日常生活における人間関係で良質で深い対象関係を育むことができること、といったあたりが癒しの道になるでしよう。

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