日々随想(396)
2016/07/24(Sun) Category : コラム
若い臨床心理士の友人と話していて気づいたことですが、カウンセリング・セッションでのクライエントの方々に対するアプローチで、たとえ話ですが、愚直な私は、直球を多用する傾向があるので、時には変化球をおりまぜて、変化球をもう少し磨くことをめざそう、と思いました。さて、今日、カウンセリング・セッション中に思いついたのですが、「人間関係は、その関係性のなかにいる当事者の感覚ほど、その関係性を正確に把握できる確かな感覚はないので、その感覚をみがく必要がある。」ということと、「人間関係において、相手を信じてよいかどうかは、相手が人間としてどれだけすぐれているかどうかによるものであり、人間としてすぐれていればいるほど、キャパシティがあり、寛容であり、人間の多様性を理解することができるので、少々のミスや失敗を許してくれるであろうからこそ、信じられる。」という、ふたつの定義をつくりました。
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