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日々随想(444)

 
2016/09/29(Thu) Category : コラム
カウンセリングをあまりよく知らない方々のなかには、カウンセリングを、なにか、「魔法」や「奇跡」のようなものとでも言うようなものと思っておられる方々がときにおられますが、あたりまえのことですが、カウンセラーは魔法使いでも超能力者でもないので(笑)、一撃必殺なる奇跡的治癒を立ち現すことはまず不可能です。カウンセリングを有効利用するには、クライエントの方々の成長しよう、よくなろうとする主体的な意識や取り組みが必要であって、クライエントの方々のそのような主体的なる意識的取り組みという作業にカウンセラーが荷担し、協力するという作業同盟のもとにおこなわれる共同作業のプロセスであり、そのプロセスをつうじて、少しずつ、徐々に、step by stepで、河合隼雄先生が言うように、カウンセラーが「治す」のではなく、クライエントが「治る」というイメージでありますので、カウンセラーの仕事は、クライエントの方々の自然治癒力あるいは自己治癒力の活性化に尽きると思います。逆に言えば、クライエントの方々の自然治癒力あるいは自己治癒力の活性化をいかにおこなうことができるかが、カウンセラーの技術、実力、能力、才能、努力であります。また、普通一般の一部の人々が考えているような、カウンセリングは「新興宗教」であるというような発想も間違っていて、たとえば俺は、父方は曹洞宗、母方は真言宗だから、一応、仏教徒ということになりますが、個人的にはシンプルに仏像やお寺や神社が好きでキリスト教も嫌いではないと思っている無神論者で(ただ、私の記憶が確かであれば、今は亡き文化人類学者の岩田 慶治さんの言うところの「カミ」のようなものは信じていると言ってよいです)、一切の新興宗教に属していないので、クライエントの方々の脱洗脳には付き合っていますが、洗脳するとすれば(笑)、自分なりに自分で考えて自分なりに自分らしく生きることをおすすめすることぐらいになります。さて、古い本ですが、河合隼雄「人間の深層にひそむもの」大和書房をひさしぶりに再読いたしました。河合隼雄先生の若い頃、と言っても、50歳前後にまとめられたこの本には、「切れ」があります。私はユング派には属していないですが、ユング派には近いので、クライエントの方々のごく一部の方々からは、夢をお聴きすることがあります。夢をお聴きすると、そのクライエントの方のテーマ・状況を深く理解できることがあるので、とくに、そのクライエントの方の本質的テーマがあまりよくわからないときには、夢を持って来てもらうことを、ホームワーク(宿題)にすることがあります。私は夢分析が大好きですが、天の邪鬼なので(笑)、出来れば対話だけでクライエントの方々を深く理解したいと思っていますので、もしホームワーク(宿題)を出すとすれば、どちらかと言えば、クライエントの方々に認知行動療法的アプローチによるホームワーク(宿題)を出すことが多いです。ときに私は、認知行動療法的アプローチによるホームワーク(宿題)と夢を持って来てもらうホームワーク(宿題)を同時に出しますが、それら全体を総合的に判断できますので、そうしています。ちなみに、俺は、どちらかと言えば、ユーミンよりも中島みゆきさんのほうが好きで、中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」という曲の歌詞にある、「あの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷んでいる まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている」において在る、一個人における愛と惻隠の情と非力さの自覚にものすごく共感していますので、この歌は、臨床心理士としての俺の主題歌みたいに感じることがあります。

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