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日々随想(711)

 
2017/10/27(Fri) Category : コラム
前回の記事で、自分自身の相対化についてふれましたけれども、もう少し補足します。井上亮さん研究をふまえて言えば、自分自身の相対化とは、意外性につねに開かれて、つねに新しい自分自身になってゆくこと、つねにかわってゆくことです。中井久夫先生をふまえて言えば、たとえば、山田太郎さんであるならば、山田太郎という唯一無二の存在であるという自覚と同時に、人類のone of themであるという自覚の絶対矛盾的自己同一です。クライエントの方々の多くには、異物感があり、この異物感がやわらぐためには、人類のone of themであるという自覚が重要であると思われます。ものすごい劣等感をもってはる方々には、同時に、ものすごい万能感あるいは全能感があることが多く、そやから、one of themであるという自覚がポイントです。これは、イメージとしては、たとえ、どのような、ものすごい劣等感があろうとも、「天下一品」になることです。ちなみに、いわゆる自己肯定感とは、たとえ、どのような、ものすごい劣等感があろうとも、「天下一品」という感覚を持てることです。ユングが言うところの個性化(individuation)とは、突き抜けて、ぶち抜けて、ようやく、やっと、one of themに着地する、という逆説です。自分自身の相対化のイメージとしては、大地に根を下ろしつつ、同時に、宇宙から地球を「ながめる」という、絶対矛盾的自己同一です。これらが出来れば、「恐怖心」が、多少なりとも、減少します。

人間なるもののこころについては、逆説が正論である場合が多いように思われます。


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