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日々随想(779)

 
2018/03/05(Mon) Category : コラム
赤ワインを飲み過ぎた翌日、目覚めると、自殺したくなるほどのひどい抑うつが襲ってきます。アルコール性抑うつと言ってよく、俺が修士論文で扱った、放浪の俳人、種田山頭火もしばしば体験していたであろうと思われます。まあ、俺の場合、コーヒーを飲みながら、たばこを吸えば、希死念慮から回復しますから、まだ、ましなほうです。赤ワインを飲んでいると、機嫌がよく、気分がよいので、軽躁になっているわけですので、アルコール過多は、躁うつをつくりあげます。アルコール依存の治療の第一セオリーは、断酒です。昔、うちのカウンセリングルームに来られていた、あるクライエントの方が一人で頑張って断酒を続けていると思われますけれども、それは、正解です。AAや断酒会に行くと、酒を断つことそれ自体を生きがいにされている感があるので、それは、ちょっと、ちがうと思われます。理想的には、酒の代わりの生産的、建設的なる生きがいを見出すことによって、自ずから自然に、飲酒から離脱できることが理想です。星飛雄馬が自発的に野球をするようになって、星一徹が酒をやめたように。アメリカのネイティブ・アメリカンの方々にアルコール依存が多いように、アルコール依存のテーマは、魂あるいはスピリチュアリティのテーマです。大昔、京大大学院生時代、国際日本文化研究センターの会議室で、今は亡き河合隼雄先生の前で、事例発表したさいに、あるクライエントの方の夢の報告が中心だったのですが、初回夢(イニシャル・ドリーム)で、私の記憶が確かであれば、そのクライエントの方が酒の代わりにオレンジジュース、というイメージの夢を観はったので、河合隼雄先生が、「スピリットがなく、甘い。」と言わはりましたけれども、飲酒はスピリット(spirit)あるいはスピリッツ(spirits)の投入でもあります。理論的に言えば、一個人はスピリット(spirit)あるいは生きがいあるいは生きる意味(meaning of life)を見い出せれば、酒から離れて生きていけるようになります。

カウンセリングルームに生けてある松が枯れかけてきたので、昔ながらのお花屋さんで、桃の花を手に入れました。そう言えば、桃の節句と言うなあ。生け花は、多少なりとも、スピリット(spirit)を鼓舞してくれます。桃の木には、東洋では、邪気払いの意味もあるらしいです。

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